「器茶話 民藝のうつわ編」を開催いたしました。
昨日の閉店後、フードコーディネーターのタカハシユキさんの事務所にて、
「器茶話」という器のおはなし会を開催いたしました。
参加者は9名で、エディター、ライター、フードスタイリスト、カメラマン、
インテリアショップのスタッフ、といった面々。
出版業界におけるプロの方々。
以前ブログでもお話しした通り、5月に、既に「うつわのいろは」的なお話はしておりまして。
前回参加者のみなさんのリクエストにお応えして、
今回のテーマは、「民藝のうつわ」といたしました。
「神楽坂 暮らす。」は民藝陶器の専門店ではないのですが。
それでも、益子をはじめとした産地を回った経験と印象を元に、
かんたんに噛み砕いたお話をすることに。
産地で得た耳学問の部分も多かったので、
この企画が決まってから、もう一度文献などを読み直してみたり。
あやふやだった部分や覚え違いをしていたことなどを整理することができました。
そんなわけで。
昔とった杵柄で、自筆のイラスト入りのレジュメを作り、
自分の思考を整理しつつ、本番に臨みました。
60分で終わるはずだったのに、話しはじめたら、なんと90分超に。
聞いてくださった方々はさぞや疲れでいるのでは...と思ったのですが、
みなさん、目がきらきら。
知の泉、というか、知る愉しみ、っていう感じ。
すごーく楽しんでくれたようでした。
よかったよ。
実は、今回実施したのは前半の「民藝 理念編」でして、
9月に後半の「民藝 実践編」を開催することが決まっています。
店主はまたこれから1ヶ月かけて、いろいろな勉強をしてゆく予定。
人に何かを伝えるということは、自分の脳みそを刺激することにもなって、
自分自身、すごく楽しんでる感じ。
大学時代、教育実習に行ったことがあるのだけれど、
なんだかそのころのことを思い出している店主なのでございます(笑)
■店主の個人ブログはこちら>> 神楽坂 器 日和。
■店主のつぶやきはこちら>> 神楽坂 暮らす。
(2013年7月22日)
トラックバック(0)
トラックバックURL: https://www.room-j.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/79
コメントする