神楽坂で、本のイベント「レラドビブリオテック」がスタート
花街の印象が強い明治以降の神楽坂だけれど、
実は、文芸の街でもあるんですね。
尾崎紅葉、泉鏡花が住んでいたし、 今もいろんな出版社があったりする。
ちなみに、うちの店も新潮社の裏手にあるわけだし。
本屋の街と言えば神保町が有名だけれど、神楽坂は本の街だったんですよね。
夏目漱石や永井荷風の足跡が残ってたりするのも、これまたオツな感じ。
そんな経緯もあって。
昨年2012年の2月、地元の名士・うす沢さんが中心になって、
本の街・神楽坂を見直そうという街ぐるみのイベントが開かれました。
その名も、レラドビブリオテック。
これ、フランス語でして、直訳すれば「図書館のねずみ」。 意訳すれば「本の虫」。
つまり、「本、大好き!」っていう名のイベントだったわけです。
神楽坂界隈あちこちのお店や会社で、
大々的に、「本」と「読書」をテーマにした特集が組まれたんですよ。
そして、今年。
満を持して、その第二回目が今日から開催されております。
「神楽坂 暮らす。」は、「読書のお供にコーヒーとマグをどうぞ」ということで、
五人の作り手によるマグカップ展「コーヒーと私」で、このイベントに参加。
すでに神楽坂の街のあちこちでは、イベントマップの配布が始まっていますよ。
この機会に、古き良き文芸の香りが残る神楽坂の街を、
マップ片手にそぞろ歩いてみてはいかがでしょうか。
神楽坂マニアの方も、神楽坂に来たことがない方も、
冬の終わりの街歩きを堪能していただければ、と思っています。
□ レラドビブリオテック 2月16日(土)~24(日)
■店主の個人ブログはこちら>> 神楽坂 器 日和。
■店主のつぶやきはこちら>> 神楽坂 暮らす。
(2013年2月16日)
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