小島鉄平さんの鳥紋のスリップウェア
現在、長崎の作り手・小島鉄平さんのスリップウェアが店頭に並んでいます。
スリップウェアというのはヨーロッパ古陶磁の装飾技法「スリップ」を施したやきもののことで、
英国の陶芸家のバーナード・リーチが日本に伝え、各地の窯元で生産されるようになりました。
現在では、昨今の民藝ブームの余波を受け、スリップを得意とする個人作家も増えています。
その中のひとりが、小島さん。
普通スリップウェアは、器全体に総柄で幾何学文様を描くことが多いのですが、
小島さんの作品はオリジナリティーが高く、ワンポイントで動物などの具象的な紋様を描き出します。
スリップウェアならではのあたたかな味わいを活かしつつ、
重々しい印象はなく、軽やかで愛らしい雰囲気に仕上げているのが特徴です。
今回の納品では、ニワトリを描いた器を2アイテム作ってもらいました。
こちらは、長角鉢。
ちょっとしたお総菜や煮物を盛ったりできるサイズ。また、小ぶりのシリアルボウルとしても使えそう。
色は白と黄色の二色用意しています。
□ 小島鉄平 鳥紋長角鉢(長辺17.7cm×短辺15.6cm×高さ3.6cm) 白・黄 各4320円
そして、六角形のかわいい小皿。
おつまみや小さなお菓子を乗せたり、薬味皿として使ってもすてきですね。
こちらも、色は白と黄色の二色用意しています。
□ 小島鉄平 鳥紋六角小皿(長径12.2cm×高さ2.0cm) 白・黄 各1944円
小島さんの器については、オンラインショップにはUPせず、
神楽坂の店頭のみでの販売とさせていただきます。
メールやお電話でのお問い合わせには対応させていただきますので、よろしくお願いいたします。
また以前、店主の個人ブログにて、小島さんの制作工程についての話を書いております。
スリップ技法の詳細については、そちらをご覧ください。
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(2016年2月7日)