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新入荷&再入荷 / 器以外の工芸

中村亜紀子さんの新作のウールの椅子敷

 
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今年も秋冬の到来に合わせて、中村亜紀子さんのウールの椅子敷きの新作が登場しております。
 
長崎在住の中村さんの手になる椅子敷は、
ウール100%の毛糸を束にして、木枠に張った木綿の縦糸に結びつけて織り上げたもの。
 
この織り方は、「トルコ結び」と呼ばれ、ペルシャ絨毯にも使われている技法です。
 
ウールの毛足を長くカットしており、ふかふか。
柔らかすぎず硬すぎず、なんとも言えないやさしい手触りに心なごみます。
 
 
中東由来の技法で織られたものなのでエスニックな雰囲気はありますが、
色彩に関しては日本の風土や生活にあったやわらかな感覚を持っています。
 
これは中村さんの創意工夫が活かされた結果。
 
茜の根や蜜柑の皮などの天然染料で染めた毛糸を部分的に使用することで、
このようなやさしい色と雰囲気に仕上げることができるのです。
 
 
中村さんの作品は、企画展「あたたかな色」で先行展示をしておりましたが、
現在、常設コーナーで販売しております。
 
それに合わせて、オンラインショップに中村亜紀子さんの作品ページを作りましたので、
どうぞごらんくださいませ。
 
 
中村亜紀子作品ページ 

 
 
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(2016年11月23日)

福島の刺子織のコースター

 

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福島・三和織物の刺子織のコースターが新たに入荷いたしました。
 
以前からコースターやランチョンマット類については、多くのお問い合わせをいただいていたのですが、
心に掛かるものがなかなか見つからず、これまでは取り扱ってきませんでした。
  
今回入荷したのは、独特の幾何学文様を織り込んだ刺子織のコースターで、
クリエイターの福田利之さんのデザインによるテキスタイルを使用。
 
もともとは福島に生まれた民藝的な織物である刺子織ですが、
福田さんの視点が入ることで、モダンな中にポップなかわいらしさを宿す綿布に仕上がりました。
 
プロダクトでありながらも、手仕事の記憶が垣間見えるところがいいですね。
 
 
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こちらの商品は、大きな図柄の布を裁断して加工しているので、一点一点現れる模様が異なります。
 
そのため、当面はオンラインショップでのご紹介はせずに、
神楽坂の店頭のみでの販売とさせていただこうと考えております。
 
ご来店できないお客様のために、メールでのお問い合わせにはお応えしてゆくつもりですので、
トップページのお問合せフォームよりお尋ねいただきますよう、お願いいたします。
 
 
□刺子織のコースター (辺約11.0cm) ネイビー・ブルー・ライトブルー・レッド 各色486円
 
 
 
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(2016年7月9日)

 

 

 

京都香彩堂の新しいお香「百楽香」

 
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東京地方もついに梅雨入り。
 
これからひと月以上、じめじめと不快な日々が続くことを考えると、心までどんよりしてしまいそうですが、
お香を焚いたりしつつ、五感を駆使することで、少しでも快適な気分を味わってみるのもよいのでは。
 
お香については、これまでも京都の香彩堂のものを販売してきましたが、
今回新しいシリーズが登場したので、お取り扱いを始めました。
 
 
新しいシリーズの名前は「百楽香」。
 
専門家が天然白檀と香料を厳選し調合したもので、
少煙タイプですし、お部屋用としても御仏前用としても使いやすいお香だと思います。
 
「神楽坂 暮らす。」では、このシリーズの中から、
『緑茶』、『茉莉花』、『楠』という涼やかな夏のイメージの3種類をセレクトしてみました。
 
どちらも個性的でありながら、心落ち着く香りです。 
 
 
また、定番商品としてみなさまに長らく愛用していただいている桐箱入りの「山紫水明」シリーズも 
従来通りお取り扱いを継続していますので、こちらもどうぞよろしくお願いいたします。
 
では、これからはじめる不快な季節をすこやかに乗り切りましょう。
 
 
■お香のページ https://www.room-j.jp/shop/products/list.php?category_id=212
 
 
 
(2016年6月8日)

新潟の美しい竹かご

 
新潟や東北などの雪国では、長い冬の農家の仕事として、 
古くから暮らしの道具である竹かご作りが盛んでした。
 
地方によって、採れる竹の種類も違うので、それぞれの土地柄を生かした竹細工が生まれており、
新潟地方においては、孟宗竹を使った「ぼて」と呼ばれる竹かご作りが盛んになりました。
 
現在、制作する方々が減ってきているのですが、
今回、新潟の大ベテランが作ったかごが数種類入荷しましたので、ご紹介しておきたいと思います。
 
 
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こちらは丁寧に編み込まれたかごにヌメ牛皮の持ち手を付けることで、やさしい雰囲気に。
買い物かごやお出かけバッグとして使いやすいサイズです。
 
■ボテレザーハンドルバッグ M(幅約28cm×奥行約20cm×高さ(持ち手を除く本体)約18cm /税込9504円)。
 
 
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こちらは、見た目も美しく、持ち運びに便利な持ち手を付けたかご。
野菜入れかご、衣類やタオルなどをまとめるための収納かご、洗濯かごなどにも使える形状です。
 
■ボテバッグ M(横幅約22.0cm×奥行約21.0cm×全高約30cm /税込4860円)。
 
 
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そして、ボテバッグの持ち手の部分を取り除いたシンプルな形状のかご。
クローゼットの中などでも納まりがよく、汎用性の高いサイズです。
 
■ボテバスケット M(横幅約22.0cm×奥行約21.0cm×全高約17cm /税込4644円 /完売)。
 
 
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さらに、ボテバスケットの大きめサイズのものもご用意しています。
台所道具を入れたり、野菜かごとして重宝しそうな形状です。
 
■ボテバスケット L(横幅約34.0cm×奥行約30.0cm×全高約20cm /税込5832円)。
 
 
ご紹介した新潟の竹かごに関しましては、今のところ、オンラインショップでの販売はしない予定です。
 
神楽坂の店舗での店頭販売とさせていただきますので、
ぜひご来店の上、実際にお手に取っていただけたら、と考えております。
 
また、メール等でのお問い合わせにはお答えしてゆきたいと思いますので、
ページ上の「お問い合わせフォーム」よりお問い合わせくださいませ。

 
 
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(2016年4月22日)

紅白の姫だるま

 
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愛媛県道後温泉の郷土玩具と言えば、「姫だるま」という名の赤い衣をまとった女の子のだるまさん。
 
昨秋開催した企画展「愛媛のてしごと」で展示販売してみたところ、予想以上の反響がありました。
 
展示の折にはいろいろなサイズがあったのですが、
てのひらサイズ(6号)のちいさなだるまさんのみ、定番商品として販売を継続することにしました。
 
その後、この姫だるまを紹介してくれた「ひとり地域調査隊」の今村香織さんに相談して、
作り手の両村さんには、伝統の赤の他に、新たに白い姫だるまを作ってもらうことにしました。
 
赤と白が並んだら、紅白でおめでたい感じがして、かわいいなあと思ったのです。
 
 
その最初の作品たちは今年1月の企画展「旅ノ記」で初のお披露目をさせていただきました。
 
郷土玩具を見慣れたお客様には、「おっ」という感じで喜んでいただけたり、
昨年赤いだるまを買っていただいた方には、新作の白もお揃いでお求めいただいたり。
 
やはり、白も作ってもらってよかったなあと思いました。
 
 
白い姫だるまは、赤と並び、「旅ノ記」展終了後も定番商品として店頭で販売を続けています。
 
遅ればせながら、オンラインショップにもUPしましたので、
どうぞご覧くださいませ。
 
 
姫だるま(赤/白) 各760円  
 
 
 
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(2016年1月8日)

中村亜紀子さんの新作のウールの椅子敷き

 
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見た目にもあたたかなウールの椅子敷き。
 
長崎在住の中村亜紀子さんの手になる画像の作品は、
ウール100%の毛糸を束にして、木枠に張った木綿の縦糸に結びつけて織り上げたもの。
 
この結び方は「トルコ結び」と呼ばれているもので、
ペルシャ絨毯やギャッペや緞通にも使われている技法です。
 
ウール作品ならではのモコモコ感で、
柔らかすぎず硬すぎず、なんとも言えないやさしい手触りに心なごみます。
 
 
中東由来の技法で織られたものなのでエスニックな雰囲気はありますが、
色彩に関しては日本の風土や生活にあったやわらかな感覚を持っています。
 
これは中村さんの創意工夫が活かされた結果。
 
茜の根や蜜柑の皮などの天然染料で染めた毛糸を部分的に使用することで、
このようなやさしい色と雰囲気に仕上げることができるのです。
 
 
間もなく冬至。
 
寒い季節は苦手だけれど、
こんなあたたかな手仕事とともに冬の暮らしを楽しんでしまう、というのもよいかもしれません。
 
椅子敷きとしてだけではなく、 床に敷いて座布団代わりにしてみてもすてきなのでは。
 
オンラインショップ上に中村亜紀子さんの作品ページを作り、新作をUPしましたので、
どうぞごらんくださいませ。
 
 
中村亜紀子作品ページ 

 
 
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(2015年12月21日)

上品な香りの京線香が新しく入荷しました

 
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「神楽坂 暮らす。」でこれまで香りの商品として扱ってきたのは「お香」のみで、
お仏壇用のいわゆる「お線香」に関しては、お取扱いしてきませんでした。
 
お仏壇があるおうちだと、毎朝お線香をあげるのが日課なので、
品質(香り)と価格のバランスのよいものでなければいけないわけですが。
 
そういう商品を、なかなか見つけることができなかったのです。
 
 
ところが、先頃、京都の香彩堂さんが、
現代のライフスタイルに合わせた新作のお線香を作り始めたとのこと。
 
数種類ためしてみたところ、とてもバランスがよく使いやすいお線香だったので、
このお盆にあわせて、お取扱いを始めることにしました。
 
 
今回入荷したのは、京線香の短寸タイプ。
 
暑い夏の日などは、お部屋を閉めたままお線香をあげることも多いと思いますが、
こちらのお線香は少煙タイプなので、煙を気にせずに使っていただけます。
 
煙は少なめですが、香りはしっかりと残ってくれますし、
燃焼時間が短いので、お出かけ前でも安心して焚くことができます。
 
 
2種類の香りを扱うことにしました。
 
イランイランや龍涎香などを調合した「天空の香」は、典雅で深みのある香り、
ローズや麝香などを調合した「西方の星座」は、華やかで軽やかな香り。
 
本日、オンラインショップにもUPしましたので、
ぜひご覧くださいませ。
 
 
京線香 短寸少煙タイプ(全2種) 各1080円
 
 
 
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(2015年7月12日)

中村亜紀子さんのウールの椅子敷き

 
以下にご案内しております中村亜紀子さんの作品は、企画展終了後も継続販売いたします。
お取扱いの絵柄などについては、店舗までお問い合わせくださいませ。

 
 
1月9日からはじまった企画展「PATTERN -連続紋様の美しき世界-」
 
こちらは、洋の東西を問わずに発達してきた意匠『連続紋様』に着目した展示で、
すてきなやきもの、刺繍、織物をご紹介しています。
 
その中で異彩を放っているのが、中村亜紀子さんの作品。
 
中村さんは今回、「神楽坂 暮らす。」では初めての展示となりますので、
ちょこっとご紹介をしておきますね。
 
 
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長崎在住の中村さんが出品してくれたのは、ウールの椅子敷き。
 
ウール100%の毛糸を束にしたものを、
木枠に張った木綿の縦糸に結びつけて織り上げて作るあたたかな手仕事です。
 
こちらの結び方は「トルコ結び」と呼ばれているもので、
ペルシャ絨毯やギャッペや緞通にも使われている技法だとのこと。
 
ウール作品ならではのモコモコ感で、
柔らかすぎず硬すぎず、なんとも言えないやさしい手触りが魅力です。
 
 
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中東由来の技法で織られたものなのでエスニックな雰囲気もありますが、
色彩に関しては、日本の風土や生活にあったやさしい感覚も。
 
部分的に天然染料で染めた毛糸を使用しているので、
このようなやわらかな雰囲気に仕上げることができるのかもしれません。
 
ちなみに、天然染料として使われているのは、
インド茜の根、タマネギの皮、ミカンの皮、コーヒーの出涸らしなどだそうです。
 
 
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ひつじ年の幕開けを飾る企画展。
 
ひつじにちなんだ素敵な手仕事を紹介したいと考えていたので、
こんな素敵な手仕事を展示できて、うれしいなあと思います。
 
画像以外の絵柄もたくさんご用意していて、それぞれ一点ものの逸品。
椅子敷きとしてだけではなく、小さめの座布団としても使えそうですよ。
 
企画展「PATTERN -連続紋様の美しき世界-」は29日までのロングラン開催。
みなさまのご来店をお待ちしております!
 
 
□中村亜紀子 ウールの椅子敷き(一辺約35㎝) 各21600円
 
 
 
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(2015年1月12日)

吉田慎司さんの小さな中津箒が入荷しました。


ご紹介が遅れてしまったのですが、 
先週、初お目見えの手仕事が入荷しました。 
 
吉田慎司さんが作るちいさなサイズの中津箒です。 
 
 
中津箒というのは、神奈川県の愛甲郡に伝わる昔ながらの箒。 
 
戦前は箒の一大産地として活況を呈したそうですが、 
戦後は一時廃れて、細々と自家用箒を生産するのみになってしまっていました。 
 
ここ最近は復興に力を入れ、若い作り手たちが次々と出てきていて、 
吉田さんは、その筆頭格なのです。 
 
 
実は吉田さんに会ってみたいなー、とずっと思っていた店主。 
 
昨年、ひょんなことから吉田さんが「神楽坂 暮らす。」を訪ねていらっしゃって、 
奇しくも初対面することができました。  
 
あまりの偶然にちょっとびっくりしたけれど。 
 
さっそく、箒の制作を依頼しました。 
 
 
現在の中津箒は、原材料のホウキモロコシを無農薬で自社生産しています。 
 
柔らかいけれど、コシがあって、掃く対象を傷めないのが特徴。 
手にした時の自然な感触もたまりません。 
 
今回入荷したのは、ちいさめの箒・3サイズで、 
卓上、パソコン周り、サッシ、洋服などに使えます。 
 
用途やご自分の手にあったサイズのものをお選びいただければ、と思います。 
 
 
□ 吉田慎司 ななめ小箒(10㎝) 2500円 
□ 吉田慎二 ななめ小箒(15㎝) 3000円 
□ 吉田慎二 ななめ小箒(18㎝) 3800円 
  
 
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(2014年4月11日)

石川たかさんのわら細工が入荷しています。

 
山形から、わらで作られた動物たちの置物が届きました。
 
作ったのは、山形県河北町在住の石川たかさんで、
1926年生まれの大ベテランです。  
 
こちらは、40年以上前に、たかさんの亡くなったご主人・清治さんが、
わら民具の伝統技法を元に、干支を作り始めたのがはじまり。
 
 
今回は、干支の中から、うさぎとひつじととり、
ユニークな造形の動物を3種、オーダーしてみました。
 
どの動物も、自然素材ならではの素朴な味わいの中に、
するどい観察眼による造形感覚が織り込まれています。
 
表情や筋肉の付き方、毛並の雰囲気まで、動物ごとの特徴をつかみ、
質感の違うわらを加工しながら、
躍動感のある、表情ゆたかな動物たちを作り上げています。
 
 
民芸品というには、あまりにも完成度の高い逸品で、
店主も、こんなにすばらしいわら細工はかつて見たことがありません。
 
ぜひみなさんに見ていただきたくて、ご紹介することにしました。
 
どこかユーモラスな動物たち。
オンラインショップにもさきほどUPしたので、 ぜひごらんくださいね。
 
 
石川たか 動物のわら細工 うさぎ 14700円
石川たか 動物のわら細工 ひつじ 14700円
石川たか 動物のわら細工 にわとり 14700円
 
 
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(2013年12月5日)