2月1日より、「古色蒼然ー日々のうつわ三人展ー」を開催
2014年は、back to basicな年にしたいと思っております。
店主にとって、お店作りのベースにあるものと言えば、
「三つ子の魂百まで」的な感じで、やっぱり前の職場(デパート)にいた時の経験。
2月1日から14日まで開催する「古色蒼然 -日々のうつわ三人展-」では、
そんな三つ子の魂を前面に押し出してみたいと思っているのです。
最近の「暮らす。」の雰囲気とはちょっと違った雰囲気に なるかもしれません。
染付、土もの、そして木工品。
この道に入った15年前の気持ちとか、あの頃学んだことを、今一度思い出して、
それらを、今の自分の感覚で再編集してみようと思い立ち、
すてきな作品を作っている三人の作り手の方に声をかけてみました。
今回、ちょっとしたチャレンジなのは、
三人のうちの二人は、「暮らす。」での展示がはじめての方だということ。
ふつうだと、まずは常設で展示をしてから、企画展に出品をしてもらうのですが、
今回は、そのセオリーを覆してみました。
よい作り手に出会うことができたので。
福岡在住の吉田崇昭さんは、古伊万里のあたたかみを大事にする作り手、
北海道の瀬戸晋さんは、命ある木と対話しながら丁寧なモノ作りをする方。
以上の二人の方は、初登場です。
そしてもうひとりは、昨年からお付き合いさせていただいている池田大介さん。
信楽で学んだ池田さんが作る器を手に取ると、
はじめて信楽に出張に行った時のことを思い出したりして、
土ものにハマった頃の初心に帰るような気がするんですよ。
店主の偏愛が詰まった、ちょっと渋好みの展覧会になりそうですが。
てらいのない、落ち着いた空気の中に、
よき手仕事が持つ「温度」のようなものを感じていただけたらなあ、と思っております。
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古色蒼然 -日々のうつわ三人展-
2月1日(土)~14日(金)
*2月2日(日)・9日(日)は池田大介さんが在廊
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(2014年1月16日)