7月10日からは、鈴木努さんと阿部慎太朗さんの二人展を開催
6月に入ってから、全国で激しい雨が続いていますが、
夏至も過ぎ、そろそろ梅雨も半ばにさしかかったのではないでしょうか。
「神楽坂 暮らす。」では、間もなくやってくる暑い季節にそなえて、
夏の食卓を涼やかに演出する展覧会を企画しています。
7月10日からは、「美しい夏の食卓」という企画展を開催し、
ガラス作家・鈴木努さんと陶芸家・阿部慎太朗さんの作品を紹介する予定です。
鈴木さんは、落ち着いたレトロな色合いの素地に、
「豆しぼり」という水玉模様をあしらったシリーズ作品が代表作。
水玉というと、どうしても子供っぽい雰囲気になりがちなものですが、
鈴木さんの作品には、「大人かわいい」独特な雰囲気が漂っています。
今回は、ワイングラスや冷酒グラスやボウルなどの夏のアイテムを、
鈴木さんならではの造形センスでスタイリッシュに表現してくれます。
一方の阿部さんは笠間在住で、
鋳込み技法による磁器作品を発表している若手の陶芸家です。
まだ独立して3年あまりなのですが、卓越したセンスを持っていて、
シンプルながら、ロマンティックな雰囲気を持ったうつわを制作しています。
これからの成長がとても楽しみな作り手です。
どちらの作家さんの作品も、これまで一部の作品は扱ってきたのですが、
今回は、いろいろな形状の作品に触れていただけるよい機会です。
クールな中にやさしさが宿る夏の手仕事をお楽しみいただければ、と思います。
7月になると暑い日も増えるでしょうが、
ぜひこの機会に、「神楽坂 暮らす。」まで。
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美しい夏の食卓 -鈴木努×阿部慎太朗 二人展-
7月10日(木)~24日(木)
*作家在廊日: 7月12日(阿部)、19日(鈴木)、20日(阿部)
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(2014年6月25日)