7月25日より、吉田慎司さんによる中津箒の企画展を開催
次回展示室のご案内です。
7月後半から9月前半までは、「おとなの夏休み」というリレー企画で、
いつもとはちょっと違う展覧会を続けて開催する予定。
7月25日からは、その第二弾となる中津箒の作家・吉田慎司さんの展示がはじまります。
夏休みらしいおもしろい展示にしたいという相談は、かねがねしていたのですが。
文学青年である吉田さんから、
詩情のある手仕事として、ほうきの展示をしてみたいというお話をいただきました。
おもしろそうでしょ?
というわけで。
今回は、太宰治のちょっと変わった独白体の短編「女生徒」のフレーズをベースに、
ほうきを制作し、吉田さんの句を添えて展示いたします。
タイトルは、「詩情のある暮らし -太宰治「女生徒」より-」。
もともと手仕事の道具には、叙情性や生活感というものが宿っているものですが。
今回そういう一面にスポットをあててみることで、
暮らしの道具をまた違った目で見ていただけたら、と思っています。
文学好きの方も、そうでない方も。
手仕事好きの方も、そうでない方も。
暑い日が続く時期ではありますが、みなさまのご来店をお待ちしております!
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吉田慎司 中津箒展
詩情のある暮らし -太宰治「女生徒」より-
7月25日(土)~8月6日(木)
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8月2日(日) 豆ぼうきワークショップ
13:00より18:00まで随時受け付けております(参加費用2000円)
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(2015年7月16日)