うつわの展示
11月28日より、村上修一さんの漆器展「つくす・うつわ」を開催
「神楽坂 暮らす。」では、
11月28日より、年末恒例、会津の漆作家・村上修一さんの個展を開催いたします。
今回の展覧会のタイトルは、「つくす・うつわ」。
日々の食卓で『使い尽くしてもらえる器』を提案してゆきたいという気持ちが込められています。
今回の展示では、使い勝手の良いお椀なども並べますが、
『古き良き器』に着目した新しい試みにも果敢に挑戦する予定です。
会津塗には、『錆絵』や『会津絵』など伝統の装飾技法があり、
そう言った手わざによる古い器を村上さんがリメイクし、新しい作品として甦らせます。
それに加え、日本やヨーロッパの骨董が持つ有機的な造形を、
麻布を使った乾漆という技法によってまったく別の器に仕上げたシリーズも登場します。
時間を超えて命をつないでゆく器を通じて、
無駄なく『使い尽くす』ということについて想いを馳せていただけたらなあと思います。
また、『使い尽くす』ということを考える一貫として、
会期中の12月6日(日)は、金継のワークショップを開催予定。
こちらについては、後日改めて詳細をご案内いたしますので、どうぞおたのしみに。
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つくす・うつわ -村上修一 漆器展-
11月28日(土)~12月11日(金)
*作家在廊日 12月5日(土) 6日(日)
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(2015年11月12日)